ピロリ菌検査・除菌

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ピロリ菌検査の流れ

ピロリ菌検査の流れ

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)とは、胃の粘膜の中に棲み着く細菌です。慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍、そして胃がんの原因とされています。原因は幼少期に口からうつると考えられていますが、長期間かけて溜まることで発症するため気づきにくいのも特徴です。

ピロリ菌の検査は、初診来院以降に感染が疑われる場合に検査を行います。

検査は内視鏡を用いる方法と、用いない方法の2種類があります。内視鏡を使用する検査は、内視鏡検査によって採取した胃粘膜を培養しピロリ菌が増殖するかどうかを調べる方法です。内視鏡を用いない検査は、血液採取や尿採取、便採取のほか、薬で呼気に含まれる二酸化炭素の量を測定する方法などがあります。

ピロリ菌検査の注意点

ピロリ菌の検査は、検査方法によって注意点が異なるので事前に医師が説明いたします。感染が判明したら、薬による治療を行います。除菌薬を一定期間服用し、70〜90%の確率で除去が可能です。

ピロリ菌検査と除菌は、以下に該当する方を対象に保険が適用されます。

  • 胃・十二指腸潰瘍の経験がある又は再発している方、慢性胃炎の方
  • 胃MALTリンパ腫、免疫性血小板減少性紫斑病(ITP)の方
  • 早期胃がんの内視鏡治療を受けた方

ピロリ菌除菌方法

ピロリ菌除菌方法

治療は胃酸の分泌を抑える薬と除菌薬を1日2回、一定期間継続して服用していただきます。その後、4週間以上経過した後にもう一度検査を行いピロリ菌の有無を確認し、除菌できていれば終了、できていなければ薬を変えるなど、もう一度治療を行います。

ピロリ菌は潜伏期間の長さから耐性を持っている場合もあるため、除菌薬の服用量や期間などについては必ず医師の指示に従ってください。ピロリ菌を除去しても、胃がんや十二指腸潰瘍などの発症リスクがなくなるわけではありません。除菌後も定期的に胃カメラ検査をおこない予防することが大切です。

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