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便秘とは?原因と種類
一般的に便秘は数日の排便がなく腹痛やお腹の張り、吐き気など不快な状態が続くことをいいます。便の量や頻度は個人差があるため、明確には定義されていませんが、腰痛などを引き起こすこともあります。
便秘は「弛緩性便秘」「痙攣性便秘」などがあり、弛緩性便秘は腸の筋肉が弛緩して便を押し出しにくくなっている状態、痙攣性便秘は大腸の収縮が不規則になっている状態です。ほかにも、排便を我慢したりストレスを抱えたりすると悪化し、日常生活に支障をきたす場合もあります。
便秘の治し方は普段から便秘に良い食べ物、便秘に効く食べ物などを摂るようにすることです。酸化マグネシウム、お茶、コーヒーなども便秘の改善に役立ちます。数日排便がない場合は、即効性のある便秘薬や漢方の使用をおすすめします。また、便秘即効解消として体操、マッサージ、便秘のツボなどがあります。それでも改善されず病状が深刻になると診断された場合は、入院・直腸の手術となります。
下痢とは?原因と種類
下痢は水分の多い排便が出る状態を指します。便秘同様に明確な定義はありませんが、トイレに行く回数も多くなり腹痛も伴います。急激に起こる下痢は、食べ過ぎや飲み過ぎ、食中毒、ウイルスの感染、ストレスなどです。何日も続く場合は消化器疾患や寄生虫、薬物の副作用が考えられます。
便秘と下痢が原因かもしれない消化器疾患
便秘や下痢は重大な状態ではありませんが、さまざまな原因があり、他の病状の兆候を示すケースもあるため注意が必要です。特に下痢と便秘が交互に繰り返される場合はお早めにご相談ください。
便秘
大腸がん、潰瘍性大腸炎、腸閉塞、クローン病など
下痢
ウイルス性腸炎、過敏性腸症候群(下痢と便秘を繰り返す)、大腸がんなど