潰瘍性大腸炎(UC)

  • HOME>
  • 潰瘍性大腸炎(UC)

潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎(UC)は大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる炎症性疾患で、一度発症すると治ることがないといわれている指定難病です。障害者手帳の交付もされています。原因は明らかになっていませんが、免疫異常や遺伝などいくつかの要因の組み合わせで発症すると考えられています。

症状は腹痛や下痢、血便、疲れやすいなどです。腹痛は下腹部への激しい痛みで、口もきけないほどになる場合もあるでしょう。似ている症状にクローン病がありますが、大腸だけでなく消化器官全体に起こるという違いがあります。

潰瘍性大腸炎は合併症を伴うことがあり、その一つにおならや毒素が溜まって腸が膨張化する中毒性巨大結腸症があります。お腹に膨張感を感じたら悪化のサインなので注意しましょう。

検査法

潰瘍性大腸炎は血液検査、便培養検査、腹部レントゲン検査・エコー検査などがありますが、正確な診断には大腸内視鏡検査が必要です。潰瘍性大腸炎のガイドラインや過去の経験から患者さんの特徴に合わせておこないます。

寛解状態と再燃の予防法

寛解状態と再燃の予防法

潰瘍性大腸炎は、症状に波があり状態が落ち着いている状態(寛解)を継続するために服薬での治療法をおこないます。飲んではいけない薬は特にありませんが、医師の処方する薬の量や時間を守りましょう。

薬と生活習慣、食事の改善で寛解の状態を維持できますが、食あたりや過度なストレス、インフルエンザの感染などは再燃のきっかけとなってしまいます。食べてはいけないものは動物性脂肪を多く含む肉類やバター、乳脂肪の多く含む牛乳、チーズ、洋菓子などです。

おやつは禁止ということではありません。食べていいお菓子はプリンやゼリー、カステラなど低脂質で消化によいもの、少量であればクッキーも食べることができます。

消化器内科で多い症状

06-6228-3232

WEB予約

オンライン
診療