機能性ディスペプシア(FD)

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機能性ディスペプシアとは?原因と症状

機能性ディスペプシアとは?原因と症状

機能性ディスペプシアは、胃カメラ検査などを行い粘膜に異常が検知されなかったにもかかわらず、胃もたれや胸やけ、げっぷ、吐き気、下痢、みぞおち・背中の痛みなどを繰り返す病気です。かつては神経性胃炎またはストレス性胃炎と呼ばれていたものですが、2013年より現在の名称となり保険適用の対象となっています。

機能性ディスペプシアの原因は、主に油分の多い食べ物や香辛料の取りすぎ、食べ過ぎ、そしてストレスなどによる胃の働きの低下が原因と考えられています。命に関わる病気ではありませんが、治ったと思っても数ヶ月で再発するケースも多く、難病指定です。

検査法

機能性ディスペプシアの診断基準は、みぞおちのあたりに感じる痛みや胸焼けのような症状、早期飽満感などのいずれかが6か月以上前から直近の3か月も続いている状態です。このような場合は、市販薬で様子を見るのではなく、まずは内科を受診しましょう。

問診で症状や食生活、体重減少の有無などをチェックし、専門外来と判断されたら検査を受けます。胃痛など直接的な症状がある場合は、専門医のいる消化器内科を受診することをおすすめします。

消化器内科ではさまざまな病気が疑われるため、胃カメラ検査で炎症や潰瘍、腫瘍などの有無を調べます。必要に応じて血液検査、ピロリ菌検査、また胃以外にも腹痛や便通異常などが見られる場合は腹部エコー検査を行うこともあります。外科的手術が必要な場合は、病院に入院となります。

治療法

治療法

機能性ディスペプシアは、ストレスの解消が重要とされています。ストレスフリーは難しいですが、趣味や運動などを取り入れる、食事や生活習慣を改善するなど、ストレスと上手く付き合っていく方法を医師と一緒に考えていきましょう。

また治し方としては薬の処方があり、胃酸の分泌を抑える薬や胃の働きをサポートする薬、患者様の状態によっては抗うつ薬、抗不安薬、漢方薬を処方する場合もあります。検査の結果に問題がなければ、医師の説明で良くなる患者
さんもいらっしゃいますので、抱え込まずクリニックにご相談ください。

消化器内科で多い症状

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